活動の記録
▼2002
10月22日〜25日/
日本生命野球チーム、渡緬!
p.1 きっかけ
p.2 視察団メンバー紹介
p.3 視察日程
p.4 指導内容
p.5 まとめ
p.6 ちょっとエピソード
 
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日本生命野球選手U-LAW視察団報告書
〜ミャンマー選手への野球クリニック〜
指 導 内 容
 
5名の連携された野球指導はやはり、短期間といえ、かなりの影響力があり、本物の野球の雰囲気が伝わってくることも見逃せません。一流の現役選手たちは、技術面の充実さ、経験の豊富さ、精神力の強さ等が、精神面に影響され、心に余裕のある指導の仕方で、野球選手のお手本を見せていただいたように思います。
小林氏、野上氏による野手指導
1. 基本に忠実であること。
・キャッチングの時の基本を再確認。
(1) 素早くボールを手にする。
(2) ボールをキャッチする時は両手で胸より上、顔中心で受ける。
(3) 投げる時、相手の顔をめがけて投げる。
(4) 投げる時は、腕を上から下に下ろし、腕をまっすぐにして
  スナップを使って投げる。
(5) 投げる時で上から下へ投げる時、左腕と左肩で投げる方向をつける。
(6) 相手から顔を離さない。
投手チョウ・チョウ・トゥンへの井前氏投球指導
・バッティングについて
(7) 身体の軸をまっすぐにして、動かさない。軸をずらさない。
(8) ボールをピッチャーあるいはセンターに返すのが、基本。
(9) 軸足は動かさない。右利きだったら右足。
(10) スウィングは腰からリードする。腕は遅れて出てくる。
(11) ボールを押し返すようにフルスウィング。
(12) 肩越しにボールを見る。
(13) 竹を斜めから切(14) り倒すように上から下へスウィング。
石田氏、下山氏によるバティング指導
・フィールディングについて
(15) 投手が投球開始と同(16) 時に野手はワンステップ前へ。
  かかとを上げて。
(17) 外野は足を一歩前に出して構えておく。
(18) 捕球は身体の真中で。
(19) 捕球のグローブは頭の位置より前。
(20) 上から下へ捕球し、球には早く、捕球は柔らかく。

・キャッチャーについて
(21) ヒールアップ。脇を閉める。
(22) 歩幅は小さめに

2. ウォーミングアップの工夫。
いろんな筋肉の為のインターバル形式のウォーミングアップは、宮地コーチ指導後、選手たちは続けていたが、別の動き、例えば、腰を落としたカニ歩き、急に高くジャンプするとか、更に工夫をしてハードさを増す。

3. スピードアップ。
球回しのスピードアップ。捕球から送球へのスピードアップ。
バッテイングスウィングのスピードアップ。

4. 連携プレーの大切さ。
いつもボールを見て、意識をしてカバーしていく。特に、ファーストのカバーにセカンド、ライト、キャッチャー、ピッチャーと多くの人が自分の動きを知って動く。5名の日生選手コーチが軽やかに、無駄がなく、しかも確実にボールを裁く様は美しいともいえる動きで、ミャンマー選手に良い刺激となった。

5. アイシング等コンディショニングの整備。
打ち身、捻挫、筋肉の炎症、使いすぎ等、すぐにアイシングをする効果について説明してもらう。なるべく細かく砕いた氷をナイロン袋に入れて真空状態にし、それを患部にあてる。冷たさに慣れていないと、すぐはずしたくなるが、それを我慢して約10〜15分間冷やす。特にピッチャーは長い投球後は必ずしたほうがよい。できれば、これ以上練習で筋肉を使わないときにアイシングをして、その後はストレッチング程度のクールダウンだけにとどめる。筋力及びウエイトトレーニングがかなりミャンマー野球選手には必要である。

6. 野球を楽しむ姿勢。
声がいつも弾み、相手を確かめながら、声掛け合って、そのリズムが身体にもあらわれ、選手コーチたちがすべてのことをまるであ・うんの呼吸でわかっているようなスムーズな流れの中でボールが戻っていく様は本当に見ているだけで楽しい。ミスを極端にけなすこともなく、ミスをした人も謝ってもそれでめげるわけではなく、全体にまた元のその一と言う感じで、とてもさわやかである。緊張感はあっても緊張で身体ががちがちではなく、また、ボールに歯向かっていくのでもなく、ボールと遊でいるような、本当に野球が好きで楽しそうなんだなということが伝わってくる。ノックシートでボールを捕球する時、「はい」と声が響き、ボールがまるで、吸い込まれるようにして野手のグローブに納まる動きは自然で軽やかで、まさにボールと一体になっているそんな感じさえした。
 
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