日本生命野球選手U-LAW視察団報告書
〜ミャンマー選手への野球クリニック〜 |
| 指
導 内 容 |
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| 5名の連携された野球指導はやはり、短期間といえ、かなりの影響力があり、本物の野球の雰囲気が伝わってくることも見逃せません。一流の現役選手たちは、技術面の充実さ、経験の豊富さ、精神力の強さ等が、精神面に影響され、心に余裕のある指導の仕方で、野球選手のお手本を見せていただいたように思います。
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| 小林氏、野上氏による野手指導 |
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1. 基本に忠実であること。
・キャッチングの時の基本を再確認。
(1) 素早くボールを手にする。
(2) ボールをキャッチする時は両手で胸より上、顔中心で受ける。
(3) 投げる時、相手の顔をめがけて投げる。
(4) 投げる時は、腕を上から下に下ろし、腕をまっすぐにして
スナップを使って投げる。
(5) 投げる時で上から下へ投げる時、左腕と左肩で投げる方向をつける。
(6) 相手から顔を離さない。 |
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| 投手チョウ・チョウ・トゥンへの井前氏投球指導 |
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・バッティングについて
(7) 身体の軸をまっすぐにして、動かさない。軸をずらさない。
(8) ボールをピッチャーあるいはセンターに返すのが、基本。
(9) 軸足は動かさない。右利きだったら右足。
(10) スウィングは腰からリードする。腕は遅れて出てくる。
(11) ボールを押し返すようにフルスウィング。
(12) 肩越しにボールを見る。
(13) 竹を斜めから切(14) り倒すように上から下へスウィング。 |
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| 石田氏、下山氏によるバティング指導 |
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・フィールディングについて
(15) 投手が投球開始と同(16) 時に野手はワンステップ前へ。
かかとを上げて。
(17) 外野は足を一歩前に出して構えておく。
(18) 捕球は身体の真中で。
(19) 捕球のグローブは頭の位置より前。
(20) 上から下へ捕球し、球には早く、捕球は柔らかく。
・キャッチャーについて
(21) ヒールアップ。脇を閉める。
(22) 歩幅は小さめに
2. ウォーミングアップの工夫。
いろんな筋肉の為のインターバル形式のウォーミングアップは、宮地コーチ指導後、選手たちは続けていたが、別の動き、例えば、腰を落としたカニ歩き、急に高くジャンプするとか、更に工夫をしてハードさを増す。
3. スピードアップ。
球回しのスピードアップ。捕球から送球へのスピードアップ。
バッテイングスウィングのスピードアップ。
4. 連携プレーの大切さ。
いつもボールを見て、意識をしてカバーしていく。特に、ファーストのカバーにセカンド、ライト、キャッチャー、ピッチャーと多くの人が自分の動きを知って動く。5名の日生選手コーチが軽やかに、無駄がなく、しかも確実にボールを裁く様は美しいともいえる動きで、ミャンマー選手に良い刺激となった。
5. アイシング等コンディショニングの整備。
打ち身、捻挫、筋肉の炎症、使いすぎ等、すぐにアイシングをする効果について説明してもらう。なるべく細かく砕いた氷をナイロン袋に入れて真空状態にし、それを患部にあてる。冷たさに慣れていないと、すぐはずしたくなるが、それを我慢して約10〜15分間冷やす。特にピッチャーは長い投球後は必ずしたほうがよい。できれば、これ以上練習で筋肉を使わないときにアイシングをして、その後はストレッチング程度のクールダウンだけにとどめる。筋力及びウエイトトレーニングがかなりミャンマー野球選手には必要である。
6. 野球を楽しむ姿勢。
声がいつも弾み、相手を確かめながら、声掛け合って、そのリズムが身体にもあらわれ、選手コーチたちがすべてのことをまるであ・うんの呼吸でわかっているようなスムーズな流れの中でボールが戻っていく様は本当に見ているだけで楽しい。ミスを極端にけなすこともなく、ミスをした人も謝ってもそれでめげるわけではなく、全体にまた元のその一と言う感じで、とてもさわやかである。緊張感はあっても緊張で身体ががちがちではなく、また、ボールに歯向かっていくのでもなく、ボールと遊でいるような、本当に野球が好きで楽しそうなんだなということが伝わってくる。ノックシートでボールを捕球する時、「はい」と声が響き、ボールがまるで、吸い込まれるようにして野手のグローブに納まる動きは自然で軽やかで、まさにボールと一体になっているそんな感じさえした。 |