ミャンマーだより
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ミャンマーだより 2004年12月
 

こちらミャンマーでは、11月から雨が一切降らない乾季の青空を眺め、ジャングルから毎日作られる美味しい酸素を胸いっぱい吸い込んで暮らしております。

そんな事をしているうちに、気づけば12月でした。
私がミャンマーで感じる12月の風物詩とは、クリスマスソングを歌いに来るクリスチャン達です。
仏教国ミャンマーで「クリスマス?」と驚かれる方がいらっしゃるかと思いますが、多民族国家のこの国では、クリスチャンが多い民族もあり、仏教徒の次に多いのがクリスチャンです。
彼らは12月に入ると子供を中心に約20人程のコーラス隊を作り、ボロボロのギター1本の演奏に合わせて家の門の前で「メリークリスマス!」と挨拶をして歌を聞かせてくれます。1曲終わる頃、「メリークリスマス!」と言って寄付金を渡し彼らはそれを受け取ると、「ありがとう」の定番曲を歌ってくれます。そしてまた次の家へとコーラス隊は移動してゆくのです。
教会も大小あちこちに存在し、そしてこのクリスチャン達の信仰心も仏教徒と同じく強く、いずれにせよ宗教に対する思いが日本人とは比べ物にならないほど熱い国民です。
うちにはよくこのコーラス隊が来ます。なぜならば私のうちのメイドさん達は全員カレン族でクリスチャンなのです。彼らは12月になるとうれしそうにクリスマスソングを口ずさんでいます。

ところで、先日来緬した視察団のご報告を致します。
今年の3月に「リーダーシップ研修in MYANMAR」という研修を開催された、U-LAWの岡村さんと研修を行なったアイシンAWさんの重役さんと部長さんが12月12日より来緬していました。

今年の研修先のダゴン小学校・イワタジ小学校・ウィダカー尼僧院を一つ一つ回られ、子供達へノートと鉛筆の寄付を頂きました。そして子供達に日本のお話をして下さいました。
またその他にアイシンAWさんよりU-LAWへ「ミャンマーの子供達の為に使ってください」と20万円の寄付金を頂きました。

そして、イワタジ小学校で引き継いだ研修のテーマ「ものづくりの大切さを教える」から立ち上がった「U-LAWものづくり教室」の支援活動で完成した子供達が作った椅子と机を見学され、その教室に参加した55名の子供達に、ものづくりの面白さ大切さ、そしてそれが将来の仕事にもつながってゆく事を、重役さんが熱心にお話くださいました。

「将来日本に行きたいですか?」の質問に割れんばかりに「イエス」と答えた子供達・・・しかし「それならば、一生懸命勉強してください」には、極端に声が小さくなる子供達・・・子供は正直です。

そして、今イワタジでは先生たちの努力で図書館を造ろうとしているのですが、現在はまだ机と椅子しかなく、肝心な本棚がないため、机の上に並べられた本があるだけです。その状態を見学された重役方より、今回の寄付金でまた子供達と本棚を作ってください。と言うことになりました。
子供達の為に、図書館を作ってあげたいと思っていましたので、アイシンAWさんのお心遣いに心から感謝いたします。

先生方とU-LAWと話し合いを持ち、良い形で「ものづくり教室」part2が開講できればと思っています。

2004年ももうあと少しですが、今年もミャンマーの子供達の未来の為に、確実に活動が広がっている事を実感しています。

それもすべて、日本の支援者の支えがあり、ミャンマー人U-LAWメンバーの輪が広がり、子供たちの未来を、日本とミャンマーの大人達がしっかりと支えていく土台が出来ているU-LAWです。来年もさらにその輪を広げる為、支援活動をしてまいります。

日本の支援者の皆様へミャンマーの子供達に代わり、お礼申し上げます。

本当にありがとうございました。2005年もどうぞよろしくお願いいたします。


                            ミャンマーより 和田和子


 
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