ファクタリングで生じる5つのデメリット③~⑤

ファクタリングで生じる5つのデメリットのうち、「①手数料が発生する」と「②売掛先にファクタリングが知られるリスクがある(3社間)」を、前回の記事で紹介しました。ここでは、5つのデメリットのうち、残りの③から⑤までを解説します。

デメリット③債権譲渡登記

債権譲渡登記とは、「この債権の債権者が自分(自社)である」と証明するための登記であり、東京都中野区野方に所在する「東京法務局債権登録課」にて実施するものです。
※債権譲渡登記はオンライン申請も可能

ファクタリング業者が債権譲渡登記をすることで、同じ債権に対して複数の債権者の有無を知ることができ、回収不能などのリスク回避にもつながります。

ファクタリングを申込者が利用した際には、登録免許税7,500円もしくは15,000円が、申込者の負担となるのでご注意ください。その他、司法書士への報酬が加えられるケースもあります。

デメリット④債権(売掛金)の金額を超える現金化はできない

ファクタリングは、基本的に債権(売掛金)から手数料を差し引いた金額が、現金化される形です。そのため、債権(売掛金)の金額を超える現金化はできません。

デメリット⑤悪徳業者の存在

ファクタリング業者の中には、悪質なものも存在します。
貸金業者のように、国や都道府県などの許可が不要なため、いわゆる闇金と呼ばれる違法業者も参入していることが理由です。

高額の手数料や、法定金利(最大年20%※10万円未満)を超える金利で貸し付けるなどの特徴が見受けられます。
ファクタリングを利用する際には、くれぐれもご注意ください。

ファクタリングで生じる5つのデメリット①~②

ファクタリングを活用することで、スピーディーな資金調達や、キャッシュフローの改善などのメリットが得られます。金融機関からの融資と異なるため、返済が不要であり、資金使途の自由さといった点もメリットとして含まれるでしょう。

とはいえ、何事もメリットばかりではなく、デメリットも存在するものです。ファクタリングも例外ではありません。
ここでは、ファクタリングで生じる5つのデメリットの①と②を紹介していきます。

デメリット①手数料が発生する

ファクタリングは、債権(売掛金)から手数料を差し引いた金額が、現金化されるシステムです。ファクタリングの手数料は、銀行などからの融資に対する金利と考えると理解しやすいでしょう。

ファクタリングの手数料は10%から20%ほどが相場と言われています。例えば100万円の売掛金に対する手数料は、10万円から20万円です。手数料を差し引いた80万円から90万円が現金化されます。

ファクタリングには2社間と3社間があり、手数料は2社間>3社間となるのが一般的です。

デメリット②売掛先にファクタリングが知られるリスクがある(3社間)

2社間ファクタリングは、申込者とファクタリング業者。3社間ファクタリングは、申込者とファクタリング業者の他、売掛先の企業が加わります。

特に3社間ファクタリングの場合、売掛先に債権譲渡を知らせる必要があるため、申込者は経営が厳しいのではないか?と、売掛先に思われるかもしれません。今後の取引にも影響することが考えられます。

ファクタリングで得られる9つのメリット⑦~⑨

ファクタリングで得られるメリットとして、これまでの記事にて、以下の項目を取り上げてきました。

①スピーディーな資金調達が可能
②売掛金の買取のため返済不要
③キャッシュフローの改善につながる
④売掛金が回収可能なことが重視される
⑤ファクタリングは負債に計上されない
⑥自由な資金使途

ここでは、ファクタリングのメリット⑦から⑨を紹介します。

メリット⑦来店が必須ではない⇒時間の有効活用

ファクタリング業者の多くは、来店を必須とはしていない点も、メリットとしてあげられるでしょう。
担当者がファクタリングの申込者のもとに来訪する形が大半です。

中には、郵送などで必要書類を送付し、ファクタリング審査の通過後に、指定された金融機関の口座に入金するケースも存在します。

来店のための時間を割く必要がないため、業務の時間などに充てることができることから、結果的に、時間の有効活用にもつながるでしょう。

メリット⑧不動産などの担保や保証人が求められない

ファクタリングは融資ではなく、債権(売掛金)の譲渡となるため、不動産などの担保や、万が一のための回収先としての保証人が求められることはありません。ファクタリングでは、売掛金が回収できることが優先されるためです。

メリット⑨継続利用の際には優待特典も

ファクタリング業者との取引回数が増えれば増えるほど、優待特典が受けられる可能性が生じるでしょう。

優待特典には、債権(売掛金)の買取の確率が高まることや、手数料の減額などが想定されます。

ファクタリングで得られる9つのメリット④~⑥

ファクタリングにて得られる9つのメリット①~③では、次の項目を取り上げました。

①スピーディーな資金調達が可能
②売掛金の買取のため返済不要
③キャッシュフローの改善につながる

ここでは、ファクタリングのメリットの④から⑥までを紹介していきます。

メリット④売掛金が回収可能なことが重視される

ファクタリングで重視される点は、売掛金が回収可能なことです。そのため、売掛先の信頼度が大きく影響します。特に長期間の取引を継続している売掛先であればあるほど、ファクタリングが実行される確率が高まるということです。

メリット⑤ファクタリングは負債に計上されない

ファクタリングはあくまでも、債権である売掛金をファクタリング業者に譲渡することで、現金化させる仕組みです。

ファクタリング業者への手数料は発生しますが、売掛金の○%という形のため、貸借対照表の負債に計上されることはありません。

そのことから、銀行からの融資の際にも、信用情報を含めたマイナス要素にならないのは、決して小さくないメリットと言えるでしょう。

メリット⑥自由な資金使途

ファクタリングによって受け取った現金の使いみちは、一切制限されることはありません。設備投資や税金の納付、新規雇用や経費の精算など、自由に使うことができます。

その結果として、新たなビジネスチャンスを掴むことにもつながるかもしれません。何故ならば、金融機関からの融資では、設備投資資金であれば、設備投資以外に使うことができないためです。

ファクタリングで得られる9つのメリット①~③

ファクタリングとは、債権(売掛金)を利用した資金調達の方法です。
銀行などの金融機関からの融資とは異なります。
債権(売掛金)をファクタリング業者に買い取ってもらい、現金化する形です。

ここでは、ファクタリングで得られる9つのメリットのうち、①から③までを紹介します。

メリット①スピーディーな資金調達が可能

ファクタリングを利用する1番のメリットは、スピーディーな資金調達が可能な点です。申し込みから最短で1日にて、口座への入金が完了するのは大きな魅力と言えます。

特に急な資金繰りに追われた際に、かなり重宝されるのではないでしょうか。ただし事前に、ファクタリング業者への必要書類を揃えることが条件です。

メリット②売掛金の買取のため返済不要

ファクタリングは、売掛金の買取をファクタリング業者に行ってもらい、現金化させるものです。融資とは異なるため、返済は不要となります。

仮に売掛金が無事回収できなかったとしても、買取契約(償還請求権なし)のため、負担する金額は一切ありません。

メリット③キャッシュフローの改善につながる

ファクタリングの利用にて、キャッシュフローの改善につながる点も、メリットのひとつです。

売掛金が回収できるまでの期間によっては、資金繰りが悪化してしまうことも想定されます。最悪の場合、黒字倒産や連鎖倒産のリスクも。

ファクタリングにて売掛金を現金化することで、仕入れや設備投資、従業員への給与の支払いや、経費の精算などに充てることができるようになります。